料理用の高麗人参を購入する方法
高麗人参の本場である韓国では、高麗人参が生活に密着しており、料理の材料としても日常的に利用されています。高麗人参を使った料理にとしては、サムゲタンが特に有名です。また、生の高麗人参をスライスしてハチミツをつけて食べたり、天ぷらにして食べたりするのも一般的です。
こうした高麗人参料理をつくるには、生の高麗人参が必要です。日本で料理用の高麗人参を購入するにはどうすればよいのでしょうか。
生の高麗人参の購入は通販が便利
・近くに専門店がない場合は通販が便利
日本では、生の高麗人参は食材としてあまり一般的ではなく、スーパーなどで見かけることはほとんどありません。自宅の近くに韓国食材の専門店などがあればよいのですが、そうした店舗は日本では限られています。
現在の日本では通信販売での商品の流通が盛んに行われており、生の高麗人参を購入する場合も通販を利用するのが便利です。
・生の高麗人参が多数販売されている
「高麗人参 生 通販」や「水参 通販」などで検索すると、生の高麗人参を販売している通販サイトが見つかります。「水参」とは、生の高麗人参のことです。
生の高麗人参を扱っている通販業者は多数あり、韓国産の高価な6年根から比較的安価な商品までさまざまな種類が販売されています。高麗人参の7割以上が韓国と中国で生産されており、通販でも韓国産の流通量が多めです。
・国産品も選択肢のひとつ
韓国産などの輸入品と並んで、日本の産地で採れた生の高麗人参も販売されています。
日本の産地としては、長野県東信地方、福島県会津地方、島根県松江市大根島が有名です。国産品は安全性が高く、生の高麗人参は日持ちしないので鮮度が重要です。生の高麗人参を購入する場合は、こうした国産品を選ぶのもおすすめです。
・通販は商品を確認できない
通販には、購入前に商品を確認できないというデメリットがあります。残念ながら品質のあまり良くない高麗人参を販売している業者もあり、購入する際には注意が必要です。また、中国産を韓国産と偽った産地偽装も相次いでいます。通販で購入する際は、なるべく信頼できそうな業者から購入しましょう。国産品は比較的安心感があります。
初めて購入する場合はまとめ買いするのではなく、まずは少量購入して品質を確かめることをおすすめします。
見てから買いたい場合は韓国食材の専門店を利用
通販は店舗を訪れる手間がかからず便利ですが、商品を購入前に確認できません。
生の高麗人参は日本ではあまり一般的ではなく、商品を直接確認してから購入したい場合は、韓国食材を扱っている専門店を訪れる必要があります。こうした専門店は、主に日本各地のコリアタウンにあります。
日本のコリアタウンとしては、東京の新大久保や大阪市生野区、横浜市中区などが有名です。これらの地域には高麗人参の専門店もあり、生の高麗人参以外の高麗人参製品も多数販売されています。
生の高麗人参は早めに消費
生の高麗人参を購入したら、早めに料理などに使って消費しましょう。生の高麗人参はほかの野菜と同じく、長期保存できません。新聞紙などに包んで野菜室で冷蔵しても、日持ちするのは1週間から10日程度です。
使い切れずに余ってしまう場合は、薄くスライスしてから天日で干すと長めに保存できるようになります。空気が乾燥していれば5日程度で十分に水分が抜けます。乾燥させたものは密閉容器に入れて、冷凍庫や冷蔵庫で保存します。
乾燥させる前の生の状態でも冷凍できますが、水分を多く含んだ状態で冷凍すると食感が変わってしまいます。なるべく乾燥させてから冷凍しましょう。
また、生の高麗人参をハチミツやお酒に漬けて、高麗人参のハチミツ漬けや薬用酒をつくるのもおすすめです。
まとめ
高麗人参は、韓国を中心に食材としても一般的に利用されています。日本では生の高麗人参を販売している店舗が少なく、生の高麗人参を料理に使いたい場合は通販を利用するのが便利です。通販では、韓国産や日本産などの多くの種類が販売されています。
商品を直接見てから購入したい場合は、韓国食材を扱っている専門店を訪れる必要があります。そうした店舗は、主に日本各地のコリアタウンにあります。
生の高麗人参は保存がきかないので、早めに料理などに利用しましょう。生の高麗人参を購入して美味しく調理し、健康と美容に役立ててみることをおすすめします。