高麗人参は腰を支える筋肉の維持に役立つ
腰の筋肉は腰痛の予防に重要
腰は、背骨と骨盤をつなぐ重要な部位です。背骨は、背骨と骨盤や脚をつなぐ大腰筋のほか、腹筋や背筋などの筋肉によって支えられています。
加齢などによって、こうした腰周辺の筋肉が一部分でも衰えると、ほかの筋肉が背骨を支えるために無理をして、筋肉が硬くなります。筋肉の緊張は血行不良と筋肉の酸欠状態を招き、腰痛を引き起こします。
腰痛の予防には、筋肉の衰えを防いで、背骨を支える腰周辺の筋肉を増やすことが重要です。
アルギニンが成長ホルモンの分泌を促進する
筋肉の増加には成長ホルモンが深く関わっています。成長ホルモンには細胞分裂を活発にする作用があり、成長ホルモンの分泌が活発になると筋肉も増加します。
高麗人参に豊富に含まれているアルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進する作用があります。成長ホルモンは脳にある脳下垂体から分泌され、この脳下垂体の機能を測定する試験に、アルギニンを身体に投与する「アルギニン負荷試験」があります。このことからも、アルギニンが成長ホルモンの分泌に深く関与していることが分かります。
高麗人参は、身体にアルギニンを補って成長ホルモンの分泌を促進し、腰周辺の筋肉を増やします。
睡眠を改善して筋肉を増やす
筋肉を増やす成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。成長ホルモンの分泌量を増やすには、自律神経の副交感神経の働きを活発にして心身をリラックスさせ、睡眠の質を高めることが重要です。
副交感神経はストレスによって抑制されます。高麗人参には、ストレスを軽減する効果や自律神経のバランスを調整する効果があり、日常生活で抑制されがちな副交感神経の働きを活発にします。副交感神経が活発に働くことで深い睡眠が促され、成長ホルモンの分泌量が増加します。
また、高麗人参にはグリシンやセリンといった安眠効果のあるアミノ酸も含まれており、睡眠の質を高めます。
高麗人参は睡眠を改善して成長ホルモンの分泌を促進し、腰周辺の筋肉の衰えを防ぎます。
筋肉の主成分であるアミノ酸が含まれている
筋肉はタンパク質でできており、筋肉を増やすにはタンパク質を構成するアミノ酸の摂取が重要です。
高麗人参には、筋肉の主成分であるバリンとロイシンや、アルギニン・グリシン・セリン・アスパラギン酸・チロシンといった数多くのアミノ酸が含まれています。高麗人参は筋肉を構成するアミノ酸を身体に補い、筋肉の増加を助けます。
このように、高麗人参には筋肉を増やす効果があります。高麗人参は腰周辺の筋肉の衰えを防ぎ、正しい姿勢の維持と腰痛の予防に役立ちます。