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高麗人参サプリ購入前に原料をチェック!

高麗人参は、古くから高い健康効果や美容効果をもつ薬草として珍重されてきました。その効果が注目され、高麗人参を使ったサプリメントなどの製品が多く流通しています。高麗人参は、加工法や栽培年数によって有効成分の種類や量が異なります。このため、サプリなどを購入する際には、どういった種類の高麗人参が原料として使われているのかを、しっかりチェックすることが重要です。

加工法をチェック

サプリの原料に使われる高麗人参は、主に乾燥加工されたものです。加工法によって含まれる有効成分の量に違いがあるため、サプリなどを購入する際には、原料の高麗人参の加工法を確認するのが大切です。

高麗人参は加工法によって3種類に分けられる

高麗人参は加工法によって、水参・白参・紅参の3つに大まかに分類されます。

加工されていない生の高麗人参は「水参(すいじん)」と呼ばれます。水参は水分を多く含み、主に料理や高麗人参酒の材料として利用されます。

水参の皮をむいてから乾燥させたものを「白参(はくじん)」といいます。栽培期間が短い根が白参に加工されることが多く、高麗人参サプリの原料としては比較的安価です。

水参の皮を剥かずにそのまま蒸した後、水分が14%以下になるように乾燥させたものが「紅参(こうじん)」と呼ばれます。比較的長い間栽培されたものが紅参に加工され、紅参は高麗人参の中でも高級品とされています。

紅参は有効成分を最も多く含む

高麗人参の主要な有効成分であるジンセノサイドは、皮の部分に多く含まれています。また、加熱処理の過程でジンセノサイドの種類や量が増えることが、成分分析によって確認されています。このため、紅参には水参や白参よりも多くのジンセノサイドが含まれています。
紅参は有効成分を豊富に含む高麗人参の高級品であり、紅参を原料に使った製品は、白参を使った製品よりも高い効果が期待できます。

栽培年数をチェック

高麗人参は、栽培年数によって1年根から6年根までの6つに分けられ、年数によって有効成分の量やバランスが異なります。高麗人参を使った製品を購入する際には、原料に何年根が使われているのかを確認することが重要です。

栽培年数によって成分の量が違う

高麗人参の栽培には長い期間が必要で、通常4-6年間栽培されたものが収穫されます。
6年目までは、栽培期間が長くなるほど有効成分のジンセノサイドの量が増え、根も大きくなります。7年目以降になるとジンセノサイドの量が増えず、病気や害虫に弱くなって枯れてしまうリスクが増えてしまいます。このため、通常は7年以上の高麗人参の栽培は行われていません。
一般的に流通している高麗人参の中では、6年根が最も長く土の中で育成され、有効成分を最も多く含んでいます。

栽培年数が長くなると成分のバランスが良くなる

高麗人参の主要な有効成分であるジンセノサイドには30以上の種類があり、その作用によってジオール系やトリオール系などに分類されます。こうした成分がバランスを取りながら体内で作用することで、身体の調子を整える高麗人参の高い効果が発揮されます。

高麗人参の実や葉にもジンセノサイドが含まれていますが、こうした部分にはトリオール系が多く含まれ、ジオール系が少量しか含まれていません。このため、ジンセノサイドの効果が十分に発揮されず、一般的に実や葉の部分は薬草として利用されていません。
高麗人参の品質には、ジンセノサイドがバランス良く含まれていることが重要です。

高麗人参は栽培年数によって、ジンセノサイドの成分バランスが変化します。栽培年数が短い1年根や2年根にはジオール系のジンセノサイドが多く含まれており、栽培年数が増えるとともにトリオール系の比率が増えていきます。最もジンセノサイドのバランスが優れているのが、栽培年数が長い6年根です。

6年根は、有効成分の量が多いだけでなく、そのバランスも最も優れています。6年根を使ったサプリメントは、栽培年数が少ない高麗人参が使用されているものに比べて、高い効果が期待できます。

産地をチェック

高麗人参は、産地によってジンセノサイドの量や種類が異なり、古くから栽培が行われている有名な産地のものは、多くの有効成分を含んでいるといわれています。

高麗人参の本場である韓国の有名な産地としては、慶尚北道栄州市の「豊基」や、忠清南道の「錦山」などが挙げられます。
韓国とともに高麗人参の生産が多い中国では、北朝鮮との国境付近にある白頭山付近の地域が、高麗人参の産地として有名です。白頭山には長白山という別名があり、この付近で生産されたものは「長白山人参」と呼ばれます。
北朝鮮も高麗人参の栽培が盛んです。開城市は古くから高麗人参の取引が盛んに行われていた土地で、主要な産地のひとつです。
日本でも高麗人参の栽培が行われており、長野県・福島県・島根県が有名な産地です。

高麗人参や、高麗人参が使用されているサプリなどを購入する際には、こうした産地で生産されたものを原料に使用している製品を選ぶと、高い効果が期待できます。

高麗人参の含有量をチェック

サプリなどに配合されている高麗人参の量をチェックするのも重要です。高品質の高麗人参を使っていても、含有量が少なければ効果があまり期待できません。
高麗人参のサプリを購入する際には、1日分のサプリにどれだけの高麗人参が含まれているのかをチェックして、なるべく多く摂取できる製品を選びましょう。

信頼できるメーカーから購入する

サプリを購入する際には、原料の高麗人参とともに、製造しているメーカーのチェックも重要です。いくら「6年根の紅参」を使用していると記載されていても、出所のはっきりしないメーカーの製品であれば、その記載自体が信用できません。

粗悪品を販売していては、顧客からの信用を失って販売を長く続けられません。多くの人に長く利用されているメーカーであれば、粗悪品の可能性は低く、使用している高麗人参の品質も確かなことが期待できます。
サプリなどを購入する際には、メーカーのホームページや口コミをよくチェックして、多くの人に長く愛用されている信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことをお勧めします。

安すぎる製品は避けるのが無難

高麗人参の栽培には長い期間と手間がかかります。そのため、有効成分を多く含んだ高麗人参を使用したサプリは、どうしても価格が高くなります。

原料に品質の高い6年根の紅参を使用していると記載されていても、ほかに比べて極端に価格が安ければ、その記載を疑ってみる必要があります。特に、あまり知られていないメーカーの価格が極端に安いサプリは、粗悪品のリスクが高いため購入を避けるのが無難です。

まとめ

高麗人参は、加工法・栽培年数・産地などによって有効成分の含有量が異なります。このため、有効成分を多く含んだ製品を購入するためには、これらのポイントをチェックすることが重要です。また、高麗人参の含有量や、サプリのメーカー、価格なども忘れずにチェックすることが、品質の良いサプリの購入には必要です。
原料をよくチェックして高品質のサプリを入手し、高麗人参の高い健康効果と美容効果を毎日の生活に取り入れることをお勧めします。

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