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高麗人参は身体にも心にも効く

高麗人参は、古くから滋養強壮に効果的な薬草として珍重されてきました。高麗人参が身体の健康に役立つことは有名ですが、心の健康に対しても効果的なことはあまり知られていません。
高麗人参にはストレス軽減や精神の安定に役立つ成分が豊富に含まれており、身体だけでなく心に対する高い効果があります。身体と心の両方に役立つ高麗人参の効果について解説します。

身体に効く高麗人参

数多くの健康効果がある高麗人参

高麗人参は、身体の健康増進にとても効果的なことで知られています。
高麗人参の健康効果は多岐にわたり、血行を促進する効果や、疲労回復効果、身体の代謝エネルギーを増加させる効果、肝臓・腎臓・胃腸などの内臓の機能を高める効果などがあります。
また、糖尿病・高血圧・脂質異常症・動脈硬化といった生活習慣病や、メタボの予防・改善に役立つ成分も豊富に含まれています。
こうした症状に対する高麗人参の効果は、大学などの研究機関による実験でも確認されています。

高麗人参は男女の健康増進に効果的

高麗人参には、更年期障害・骨粗しょう症・貧血・冷え性・肩こりといった女性を悩ませる症状に対する高い効果があり、女性の健康増進にとても効果的です。
こうした女性に対する効果に加えて、高麗人参は古くから精力増強効果がある薬草として珍重されており、男性機能の向上効果や男性不妊の改善効果があります。また、高麗人参には男性を悩ませる加齢臭の改善に役立つ成分も含まれています。
高麗人参は性別を問わず、すべての人の健康増進に役立つ健康食品です。

高麗人参には美容効果もある

数多くの健康効果に加えて、高麗人参には高い美容効果があります。

アンチエイジング効果

高麗人参の成分には、活性酸素を減らして肌の老化を抑制する作用があります。
活性酸素は、ほかの物質を酸化する力が非常に強い酸素のことで、日々の呼吸によって体内で発生します。活性酸素は病原菌の処理などに利用され、身体に不可欠な成分です。しかし、増えすぎると健康な細胞まで酸化してしまい、身体の健康や美容に悪影響を与えます。
特に美容に対する活性酸素の悪影響として、肌の細胞を酸化して肌の老化を促進することが知られています。

高麗人参の有効成分ジンセノサイドには、こうした活性酸素を中和する強い抗酸化作用があります。ジンセノサイドは活性酸素を中和して肌の老化を抑制するため、高麗人参には高いアンチエイジング効果があります。

数多くの美容効果

高麗人参にはアンチエイジング効果以外にも多くの美容効果があります。

高麗人参に含まれる成分には、血行を促進する作用や成長ホルモンの分泌を促進する作用があり、肌の新陳代謝を活発にして若々しい肌の形成を助けます。このため、高麗人参には高い美肌効果があります。
また、高麗人参の成分には、身体の代謝エネルギーを高める作用や、身体の脂質の代謝を促進する作用があります。このため、高麗人参はダイエットにも効果的です。
さらに、高麗人参には美容の大敵である便秘やむくみを改善する効果があるほか、白髪や薄毛の予防に役立つ成分も含まれています。
高麗人参は、身体の健康だけでなく美容にもとても効果的です。

心の健康維持に効果的な高麗人参

身体の健康や美容だけでなく、心の健康に対しても効果的な成分が高麗人参には含まれています。

古くから精神面への効果が確認されていた

中国最古の薬物書にも記載がある

約2000年前に記された中国最古の薬物書である『神農本草経』には、高麗人参についての記載があります。この書物には高麗人参の薬効として、高い健康効果とともに、「精神を安んじ、魂魄を定める」効果や、「心を開き、智を益する」効果があると記されています。高麗人参の精神を安定させる効果や脳の働きを活発にする効果が、古くから認知されていたことが分かります。

精神面への効果は主要な7つの効果のひとつ

また、東洋医学における高麗人参の薬効をわかりやすくまとめたものに「高麗人参七効説」があり、この七つの効果のうちのひとつに「養心安神(ようしんあんしん)」があります。養心安神とは、神経の働きを助けて精神を安定させる効果のことです。
高麗人参は、東洋医学において古くから精神を安定させる薬として認知され、現在に至るまで広く利用され続けています。

高麗人参は自律神経を整えて心の不調を防ぐ

精神不安や抑うつ感などの心の不調の原因のひとつに、自律神経の乱れがあります。高麗人参には自律神経のバランスを整える効果があり、心の不調を防ぎます。

自律神経の乱れは心の不調の原因になる

自律神経の乱れによる自律神経失調症が、精神不安や不眠、抑うつ感などを引き起こすことはよく知られています。

自律神経は、内臓の働きや血液の流れなどの身体の機能を24時間無意識のうちに調整している神経です。自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、この2つがバランスをとりながら機能しています。自律神経のバランスが乱れると、内臓の不調や血圧の異常といった身体の不調とともに、心の不調が起こります。

ジンセノサイドは神経を正常に保つ

植物の根・茎・葉などには苦味をもつサポニンと呼ばれる成分が含まれており、高麗人参特有のサポニンがジンセノサイドと呼ばれます。
ジンセノサイドには30以上の種類があり、これらはジオール系・トリオール系・オレアノール系の3つに大まかに分類されます。
ジオール系には神経の興奮を抑える作用があり、トリオール系には神経を刺激する作用があります。また、オレアノール系には抗炎症作用や免疫力を高める作用などがあります。

ジオール系とトリオール系には相反する効果がありますが、これらは相殺されずに体内で作用します。例えば、神経が過度に興奮しているときはジオール系が強く働いて興奮を抑え、神経の働きが鈍っているときにはトリオール系が強く働いて神経を刺激します。
こうした働きにより、ジンセノサイドには神経の働きを正常な状態に保つ作用があります。

ジンセノサイドは自律神経のバランスを調整する

神経の働きを正常に保つジンセノサイドには、自律神経のバランスを調整する作用があります。例えば、ストレスなどで自律神経の交感神経が過度に活発になると、ジオール系のジンセノサイドが強く作用して交感神経の興奮を抑えます。また、副交感神経の働きが過度に優位になると眠気や倦怠感が発生しますが、その場合はトリオール系が強く作用して交感神経の働きを活発にします。

高麗人参は自律神経のバランスを整えることで身体の機能を正常に保ち、心身の不調の予防・改善に役立ちます。

高麗人参はストレスを軽減する

高麗人参に精神を安定させる効果があることは、古くから知られていました。高麗人参には、精神を安定させてストレスを軽減する高い効果があります。

ストレスを緩和するミネラルが豊富

高麗人参には、神経の働きを助けるジンセノサイドのほか、カルシウムやマグネシウムが含まれています。
カルシウムはストレスを和らげる作用があることで知られるミネラルで、神経の興奮を抑える作用があり、神経の働きを正常に保ちます。
マグネシウムには、神経の情報伝達を正常に保つ作用のほか、セロトニンの働きを助ける作用があります。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質で、ストレスを軽減する効果や精神を安定させる効果があります。

ストレスへの抵抗力を高めるビタミンが含まれている

高麗人参にはビタミンB群やビタミンCといったビタミン類が含まれています。
ビタミンB群は糖・脂質・タンパク質をエネルギーに変換するのに不可欠な成分です。ビタミンB群は脳へのエネルギー供給を促進して、エネルギー不足による思考力の低下やイライラ感を予防します。

ビタミンCもストレス軽減に役立ちます。ストレスを感じると、ストレスに対抗するために副腎皮質ホルモンが分泌されます。このホルモンの分泌にはビタミンCが必要で、ストレス時にはビタミンCが通常よりも多く消費されます。ビタミンCが不足すると副腎皮質ホルモンの分泌が滞り、ストレスに対する抵抗力が弱まってしまいます。
高麗人参は身体にビタミンCを身体に補うことで、ストレスへの抵抗力を高めます。

このように、高麗人参にはストレス軽減に役立つ成分が豊富に含まれています。高麗人参はストレスを軽減して、心の健康維持に役立ちます。

高麗人参は代表的なアダプトゲン

高麗人参には、自律神経のバランスを整える効果やストレスを軽減する効果があります。このため、高麗人参は代表的なアダプトゲンとして知られています。

アダプトゲンとは、心身のストレスを軽減して、標準値から外れた身体の機能を正常な状態に戻す作用のある薬草のことです。アダプトゲンには甘草、アマチャヅル、マカなどがあり、高麗人参はその中でも効果の高い代表例とされています。
高麗人参はアダプトゲンとしてストレスを軽減し、心や身体の状態を正常に保ちます。

睡眠の改善に役立つ

十分な睡眠は、心の健康を保つために不可欠です。高麗人参には睡眠を改善する効果があり、心の健康維持に役立ちます。

ストレスを軽減して睡眠の質を高める

ストレスを感じると、副腎皮質刺激ホルモンのコルチコトロピンが分泌されます。このホルモンはストレスに対処するために必要ですが、その一方で睡眠を阻害する作用があります。このため、強いストレスを受けた状態では睡眠の質が低下します。
高麗人参にはストレスを軽減する効果があるため、コルチコトロピンの分泌を抑制します。高麗人参は睡眠を阻害するホルモンの分泌を抑えて、睡眠の質を高めます。

安眠効果のあるアミノ酸が含まれている

また、高麗人参にはアミノ酸のグリシンとセリンが含まれています。
グリシンには血管を拡張する作用があり、入眠時に体内の熱を放出して自然な睡眠を促します。グリシンを就寝前に摂取させたところ、睡眠の質が改善して翌日の作業効率が上がったとの実験報告があります。
セリンは神経の働きに深く関わっており、睡眠の質を高める効果があります。セリンを就寝前に摂取させたところ、寝つきや目覚めた後の爽快感などが改善し、睡眠の質が高まったとする実験報告があります。
こうしたアミノ酸の作用により、高麗人参は質の良い睡眠を促します。

高麗人参は心の疾患に効果的

高麗人参には自律神経のバランスを調整する効果やストレス軽減効果があるため、自律神経失調症やうつ病といった心の疾患の予防・改善に効果的といわれています。

自律神経失調症に効く

自律神経失調症は、自律神経が乱れることが原因で起こるさまざまな症状のことです。代表的な症状には、慢性的な疲労感・めまい・動悸・不眠・精神不安などがあります。
高麗人参には自律神経のバランスを調整するジンセノサイドが含まれており、自律神経失調症の予防・改善にとても効果的です。

うつ病に対しても有効

強いストレスや自律神経の乱れは、うつ病の原因になります。また、脳や神経で機能する神経伝達物質の機能低下も、うつ病の原因のひとつとされています。

高麗人参には、ストレスを軽減する効果や自律神経のバランスを整える効果があります。さらに、高麗人参には神経伝達物質のセロトニンの働きを助けるマグネシウムや、神経伝達物質の生成に必要なビタミン類が含まれています。

高麗人参は、うつ病の原因となるストレスや自律神経の乱れを抑制し、神経伝達物質の機能低下を防ぐことで、うつ病の予防・改善に役立ちます。

更年期障害の症状緩和に役立つ

更年期障害は心の不調を引き起こす

心の不調の原因のひとつに、更年期障害があります。
更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンの分泌量が極端に減少することで起こります。ホルモンバランスが乱れることで自律神経のバランスも乱れ、倦怠感や動悸、身体の冷えなどの身体の不調とともに、精神不安や不眠、抑うつ感といった心の不調が起こります。

高麗人参は更年期障害の症状を緩和する

高麗人参には自律神経のバランスを調整する効果があり、更年期障害の諸症状の原因となる自律神経の乱れを防ぎます。高麗人参は更年期障害の症状を緩和して、更年期における心の健康維持を助けます。

更年期障害に対する高麗人参の効果は実験でも確認されており、患者72名に対して高麗人参を摂取させたところ、59名の症状が改善したとの大学病院の臨床研究報告があります。

身体を健康にすることで心も健康に

心の状態は身体の状態と深く関係している

心の健康と身体の健康は密接に関係しています。身体の病気や痛みが原因で、うつ病を発症するケースは少なくありません。また、精神不安やストレスによって胃炎や心臓疾患などの身体の不調が起こることはよく知られています。

特に腸は「第2の脳」といわれており、腸の健康は心の健康と深く関係しています。強いストレスが便秘や下痢を引き起こすように、脳の感覚は腸の動きや腸内環境に大きな影響を与えます。また、腸内環境が悪化することで脳の機能や感情に悪影響がでることも確認されています。こうした関係は「脳腸相関」と呼ばれています。

高麗人参は内臓の調子を整えて心を健康にする

高麗人参は、古くから内臓の調子を整える薬草として珍重されてきました。高麗人参の血行促進効果は、肝臓・腎臓・胃腸の血行を促進して、これらの臓器の健康状態や機能を向上させます。また、高麗人参には、腸の善玉菌である乳酸菌を増やして腸内環境を改善する効果があるといわれています。
高麗人参の摂取によって内臓が健康になることで、心にも好影響がでます。高麗人参は身体を健康にすることで、心の健康増進に役立ちます。

高麗人参には脳の機能を高める効果もある

中国最古の薬物書『神農本草経』に「智を益する」効果があると記載されている通り、高麗人参には脳の機能を高める効果があります。

アセチルコリンを増やす

高麗人参の有効成分ジンセノサイドには、神経伝達物質のひとつアセチルコリンを増やす作用があることが、研究によって確認されています。
アセチルコリンには記憶や認知機能に関係する脳の海馬の働きを調節する働きがあり、記憶力や学習能力に関わる重要な成分です。

ストレスを軽減して脳を守る

脳の海馬はストレスに弱いことが知られています。ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌され、コルチゾールの濃度が高い状態が続くと海馬が萎縮することが確認されています。このため、ストレスが高い状態が続くと、記憶力や認知機能に悪影響が及びます。
高麗人参にはストレスを軽減する効果があり、記憶を司る海馬をストレスから守ります。

血行を促進して脳の働きを活発にする

高麗人参には血行促進効果があり、脳に十分な酸素と栄養素を供給するのに役立ちます。
脳の働きを測定する方法のひとつに脳の血流量を調べる方法があることからも、脳の機能に血行が重要なことが分かります。
高麗人参は脳の血行を促進することで、脳の働きを活発にします。

高麗人参の脳に対する効果は実験でも確認されている

脳に対する高麗人参の効果については研究も数多く行われており、ラットや人間を対象とした実験によって、記憶力や認知機能を高める効果が確認されています。

高麗人参にはこうした脳の働きを活発にする効果があるため、アルツハイマー病などの認知症に対する効果も期待されています。

まとめ

高麗人参は、身体の健康や美容だけでなく、心の健康増進にもとても効果的な健康食品です。高麗人参は古くから心と身体の調子を整える薬草として珍重されており、ストレスを軽減する効果や、自律神経のバランスを調整する高い効果があります。また、うつ病や自律神経失調症などの心の疾患の予防・改善に役立つほか、認知症に対する効果も期待されています。
いきいきとした心と身体を手に入れるために、身体だけでなく心の健康にも役立つ高麗人参を、日々の生活に取り入れることをお勧めします。

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