高麗人参は自律神経のバランスを調整して腰痛を防ぐ
腰痛の原因のひとつに、自律神経の乱れがあります。
自律神経は、内臓や血管などの身体の機能を24時間無意識のうちに調整している神経です。自律神経は、昼間や活動時に活発になる交感神経と、夜間や休息時に活発になる副交感神経に分けられ、両者がバランスをとりながら機能しています。自律神経のバランスが乱れると、内臓の不調や血液循環の悪化、不眠、精神不安といった心身の不調が起こります。
自律神経の乱れは腰痛を引き起こす
自律神経の乱れは、腰痛の原因になります。
交感神経の働きは筋肉を収縮させるため、ストレスなどで交感神経が過度に活発になると、腰周辺の筋肉が緊張して腰痛が起こりやすくなります。また、交感神経の働きによって血管周辺の筋肉が収縮することにより、血管が狭くなって血行が悪化します。その結果、筋肉に酸素が届きにくくなり、筋肉が酸欠状態になって痛みが生じます。
高麗人参は自律神経のバランスを整える
・ジンセノサイドには多くの種類がある
高麗人参の効果の中心となる成分に、高麗人参特有の成分であるジンセノサイドがあります。
ジンセノサイドには30以上の種類があり、これらは神経の興奮を抑えるジオール系、神経を刺激するトリオール系、抗炎症作用や免疫力を高める作用のあるオレアノール系の3つに大きく分けられます。
・ジンセノサイドは自律神経のバランスを整える
ジオール系とトリオール系は全く逆の作用をもっていますが、これらは相殺されることなく体内で機能します。交感神経が活発になっているときにはジオール系が強く作用して興奮を抑え、副交感神経が過度に優位になって倦怠感や眠気が生じると、トリオール系が強く作用して交感神経を刺激します。
こうしたジンセノサイドの働きにより、高麗人参は自律神経のバランスを正常に保ちます。高麗人参は自律神経を調整することで、自律神経の乱れによる腰痛を防ぎます。
・神経の働きを助ける成分が豊富
高麗人参には、ジンセノサイド以外にも神経の働きを助ける成分が含まれています。これらの成分も、自律神経の乱れによる腰痛の予防に役立ちます。
カルシウムには神経の興奮を抑える作用があり、神経の働きを正常に保ちます。
マグネシウムには神経の情報伝達を正常に保つ作用があります。また、マグネシウムには神経伝達物質のひとつであるセロトニンの働きを助ける作用があります。
さらに、高麗人参に含まれるビタミンB群は、神経の機能に不可欠な神経伝達物質の生成に必要な成分です。
高麗人参はこれらの成分を身体に補って、腰痛の原因となる自律神経の乱れを防ぎます。
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